Art of Hostingは参加型リーダシップを学び実践するトレーニングです。

Art of Hostingは複雑性に対応するためのリーダシップのアプローチのひとつで以下の特徴があります。

  • 個人からシステムレベルにスケールアップすること
  • 主に「対話」「ファシリテーション」「共創」といったイノベーションを用いていくこと

placehold1

いま私たちは、人類の歴史上ないほど、とても複雑で動きの速い時代、だからちょっと先のことを確実に予測することが難しい時代に生きています。 交通および通信技術の様々な発達によって、沢山の人・モノ・情報・おカネが今までよりもずっと速く、ずっと広い世界を駆け巡るようになってしまいました。 人々の価値観もどんどん多様化してきています。

複雑で不確実な時代に生きていることを理解し、そのなかでどう折り合いをつけて、いまを、そして未来を幸せに生きていくのか。 Art of Hostingは、そのための理論を学び、実践を始める機会を提供します。

Art of Hostingの共同創始者

Art of Hostingには法人格はなく、また組織でもありません。このトレーニングを受け、実践し、そこから得た学びを残し伝えていく意欲のある人々のネットワークです。そのため、いわゆる一般的な組織に見られる「代表者」は存在しません。

それでも、実際は、このトレーニングのコアを創り、ネットワークの人々と一緒に実践し、その学びを伝え、発展させてきた第一人者であるTokeとMonicaを、尊敬の意味を込めて、共同創始者と呼んでいます。

History

1991
Interchange IncをTokeとMonicaが共同で設立。モットーは「自分の思いのままに」「利益を超える活動」教育、カンファレンス事業に注力しつつ、アフリカ先住民のコミュニティへはボランティアで指導を始める。

1994
デンマークで失業者向けコースのトレーナーを行っている際、ヤン・ハイ・ニルスンと出会い、3人で活動を開始する。

1995
ビジネス新規立ち上げを支援するビジネストレーニング「モモ」を立ち上げる
*モモは、ドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学作品。

1999
現在のArt of Hosting の原型となるトレーニングをサンフランシスコ郊外のSanta Cruzで行う。

2000
スロベニアのビジネスコースを実施。Open Space Technology (OST)のみでひたすら話をする場を作る。
*OST=情熱とコミットメントのエネルギーを高めるためのホールシステムアプローチのひとつ

2002
スロベニアのBorl Castleで初めて “Art of Hosting”の名前でTrainingを行う

2002
カナダのShambhala Institute(現在のALIA “Authentic Leadership in Action”)でArt of Hostingを始める。

2004
アフリカで初めての開催となるArt of hosting training, Kufunda Village, Zimbabweをはじめる。

2006
EU(欧州連合)での活動を開始(Art of Participatory Leadershipという名称である)。以後、欧州員会にある32の部門のうち6部門で実施。現在まで続く。

2010
MSLS(Sweden), Team Academy(Finland), Kaospilots(Denmark)という3つの北欧のユニークなプログラムの学生たちと会ったのをきっかけに、29か国からの学生たちとArt of Hosting Karlskronaを始める。(以後、毎年Karlskronaで開催)

2012.10
Art of Hosting Kalundborgにて、イスラエル・パレスチナ問題をArt of Hostingで解決するProjectの支援

2014.01
Art of Hosting Fukushimaに参加